開田高原2009年10月04日 07時48分43秒

木曽馬
紅葉には少し早かったが。
9月27日木曾御岳の東側、開田高原に出かけた。
あいにくの天候で山々の峰は雲の中だった。
思えばここへはじめて来たのは30数年前だ。
藤村は”木曽路はすべて山の中”と言ったが、まさにその通り。
中仙道宿、山間の町木曽福島から山の中を、
簡易舗装の狭くねくねとした坂道を1時間上り詰める。
そこは地蔵峠である視野いっぱいに木曾御嶽山の雄大な姿が目に入り、
眼下には開田村の家並みや田畑が見えた。
当時はこれといった産業も無く、観光客とて無く、
蕎麦畑はあるものの蕎麦屋さんも民宿も2~3軒あっただけだと思う。
本当に自然がいっぱいの孤立された村であった。
それからは好きになりなんども訪れている。
その後かくれた観光地 などと雑誌などで取り上げられたり。
農地の土地改良、バイパス、トンネルの開通に伴い、年々風景も変わっていった。
蕎麦、スキー、トレッキング、紅葉、新緑、温泉などと観光地化して
今では通年観光客が絶えない。

いまごろは白樺も紅葉しそろそろ見ごろだろう。

秋の祭り2009年10月11日 17時57分28秒

日本刀鍛錬
最高の秋空につられて10数年ぶりに ”刃物祭り” に出かけた。
日本刀の鍛錬をはじめて見て来た。
人混みで写真もうまく撮れなかった。
当地は1229年以来の刃物産地である。
日本の刀鍛治の多くが当地から移住したらしい。
種子島の鉄砲鍛治も当地の刀鍛治師が召集された。
日本刀は無論だが最近は手作りアウトドア用ナイフ、包丁、鋏、剃刀、
医療用刃物などなど新興国に真似が出来ない商品を作っているようだ。
たくさんのメーカーが出店するホコテンを見て、
帰りは鍛治守護神の春日神社(1288年創建)にて平素は見られない
国の重要文化財の能面や能装束を見て来た。
今日は人混みに疲れた。
高山市では秋の高山祭り、多治見市では陶器祭り、
明日は隣の市で自衛隊の航空ショーなど。
この地方も秋の祭りやイベントが盛んである。

http://www.city.seki.gifu.jp/hamono-maturi/42leaflet.pdf

第二の人生 蕎麦屋さん2009年10月12日 14時58分36秒

新しい蕎麦や
今日もすがすがしい秋空。
夜は栗ご飯を、、と言うことで道の駅へ栗を求めでかけた。
道はどこも晴天に浮かれた人たちで混雑していた。
帰りに古い町並みで蕎麦を食べてきた。
古い町並みも住むには大変そうだし、
空き家ばかりになっても困ってしまいます。
大きな町家を改装して、
この町に2軒目の蕎麦屋さんが開店した。
裏のほうまで拝見しましたが、
日本庭園と重厚なお蔵が並んでいました。
蕎麦屋の店主、やはり第二の人生の出発らしい。
がんばってください。

旅の味付け2009年10月21日 15時31分50秒

紅葉は無論美しかったが、、、、、
非常口のそばの席に乗ったおかげで、可愛い客室乗務員と話しがはずんだ。
カーナビに載っていない新しいメープルロードを地図を広げて丁寧に教えてくれた「いちい鮨」の店長。
ホテルの風呂と、レストランんで出あった札幌から来てた1歳の男児を連れた若夫婦。
退職を期に車で旅をしている、神戸から来たと言う夫婦。
ホテルのカラオケルーム前で二次会にカラオケに行くと言っていた北海道の薬剤師会の人。
鮭の遡上する川の場所を教えてくれた、登別駅で客待ちのタクシー運転手と川の近所のおじさん。
河口の近所で実はルール違反の釣りをしてると自白して、鮭のこと、遡上のことを教えてくれたおじさん。
空港の出発待ち時間に出あった東京の着物のセールスをしていると言うカッコいいおじさん。

冬が来る前に2009年10月21日 16時05分58秒

標高の高いところではダテカンバ群生はすでに葉を落とし白い枝だけの風景だった。
ドライブちゅう余市町の空を南西方向へ6羽ほどの白鳥が渡って行くのを見た。
雪で閉ざされると餌もろくに取れないのだろう、キタキツネが道路の真ん中で
観光客の車が止まって食べ物をくれるのを待っている。
寄っていけばつかず離れず、物欲しげな顔でこちらを見ている。
川が盛り上がるほど鮭が死に物狂いで遡上している。
弱った鮭を狙ってカモメが無数群れている。
河口付近の浜ではルール違反わかっていて鮭を釣る人がいる。