開田高原2009年10月04日 07時48分43秒

木曽馬
紅葉には少し早かったが。
9月27日木曾御岳の東側、開田高原に出かけた。
あいにくの天候で山々の峰は雲の中だった。
思えばここへはじめて来たのは30数年前だ。
藤村は”木曽路はすべて山の中”と言ったが、まさにその通り。
中仙道宿、山間の町木曽福島から山の中を、
簡易舗装の狭くねくねとした坂道を1時間上り詰める。
そこは地蔵峠である視野いっぱいに木曾御嶽山の雄大な姿が目に入り、
眼下には開田村の家並みや田畑が見えた。
当時はこれといった産業も無く、観光客とて無く、
蕎麦畑はあるものの蕎麦屋さんも民宿も2~3軒あっただけだと思う。
本当に自然がいっぱいの孤立された村であった。
それからは好きになりなんども訪れている。
その後かくれた観光地 などと雑誌などで取り上げられたり。
農地の土地改良、バイパス、トンネルの開通に伴い、年々風景も変わっていった。
蕎麦、スキー、トレッキング、紅葉、新緑、温泉などと観光地化して
今では通年観光客が絶えない。

いまごろは白樺も紅葉しそろそろ見ごろだろう。